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令和5年度決算書  令和6年度役員    定 款
令和6年度予算書

令和5年度 事業報告


  事 業 概 要
 臓器移植に関する知識の普及啓発及び啓蒙を図るとともに、腎臓機能障害者に対して、腎臓移植と腎臓病に関する知識の普及啓発と腎臓移植に関する事業を行い、山梨県民の医療の向上に資し、もって福祉の増進に寄与する事を目的として事業を行った。
  
  事 業 実 施 状 況
1.県民への臓器移植に関する普及啓発事業
 (1)各種イベント、県・市町村祭り等でパンフレットの配布や、意思表示カードを設置して臓器移植推進    の啓発活動をおこなった。     
    ・5/12  フェスタ看護・・・150部   
    ・9/1   八朔祭り(都留ライオンズクラブ)・・・250部     
    ・9/23   山県大弐祭(竜王ライオンズクラブ)・・・500部    
    ・10/28  山梨大学医学部梨医祭・・・500部
    ・11/19  県民の日イベント・・・1,200部
     (県民の日イベントにおいて、エコバッグを900枚作成し配布した。)
 (2)10月の臓器移植普及推進月間に合わせ、県と協力しマスメディアを活用した普及啓発活動を行った。    ・山梨日日新聞への広告掲載    
     ・山梨日日新聞「県からのお知らせ」欄への情報掲載    
     ・YBSラジオでの告知
 (3)10/30〜11/6まで、臓器移植普及推進月間の一環として、県庁別館及び議事堂をグリーンにライトア    ップした。
 (4)県内の新成人に対し各市町村を通して意思表示説明用リーフレットの配布を行った。(約8,000部)  (5)関連病院、各市町村、警察署、保健所にポスター、リーフレット、パンフレット等を配布した。
 (6)県内の高等学校及び支援学校にポスターを配布した。

2.献腎移植希望者に関わるHLA検査の援助と、献腎移植希望登録の補助
 (1)献腎移植希望登録者2名に対し、HLA検査費20,000円の助成と登録手続き支援を行った。

3.献腎及び臓器移植の体制の整備
 (1)移植医療地域推進会議を開催した。   
    ・6/26第1回移植医療地域推進会議    
    〈内容〉 令和5年度事業計画及び予算について     
         県内での脳死下臓器提供について(山梨県立中央病院 岩瀬史明先生)  
    ・2/19第2回移植医療地域推進会議   
    〈内容〉 令和5年度事業報告及び決算報告      
         次年度に向けて
  (2)11/25透析施設スタッフ及びライオンズクラブメンバーを対象とした「山梨県臓器移植に関する研修    会」を主催し、参加者に修了証書を授与し相談員として委嘱した。  
    〈内容〉 「県内における臓器提供状況について」  
                     講師 山梨県臓器移植コーディネーター 小林真澄 様             「腎臓移植について」    講師 山梨大学医学部泌尿器科 准教授 澤田智史 先生
  (3)1/30院内臓器提供情報担当者研修会を開催した。   
    〈内容〉「臓器提供・移植の現況」 講師 山梨県臓器移植コーディネーター 小林真澄 様          「入院時から臓器移植への意思確認 〜院内臓器移植コーディネーターとしての試み〜」                       講師 おひさま在宅支援センター 室長 雨宮栄子 様
  (4)医療機関を対象とした院内研修会については、今年度は開催せず次年度以降に延期することとした。

4.会議の開催  
 (1)5月23日 理事会開催  6月13日 評議員会開催     
    ・議 案  令和4年度事業報告 承認の件            
          令和4年度決算報告 承認の件            
          理事・監事及び評議員の選任について  
    6月28日 理事会みなし決議   
    ・議 案  理事長、副理事長選定について    
    2月27日 理事会開催  3月8日 評議員会開催     
    ・議 案  令和6年度事業計画(案) 承認の件            
          令和6年度予算書(案) 承認の件  
 (2)必要に応じて、打ち合わせ等の事務局会議を行った。

5.臓器提供時の対処
  (1)令和5年度は、腎臓提供・腎臓移植ともに0件だったため、献腎に関する事業は行わなかった。

      

令和6年度 事業計画


 基 本 方 針  
 臓器移植に対する県民の理解を深め、一層の定着・推進を図るため、次の事業を行なう。

 事 業 実 施 計 画
 1 広く県民に臓器移植推進の思想に関し普及啓発する。    
  (1)意思表示カード、ポスター、パンフレット、広報誌等を臓器移植推進月間によ るキャンペーン、各種イベント、県、市町村祭り等で配布し、臓器移植推進の啓発活動を行う。    
  (2)学校教育の中で、「命の尊さ」と「臓器移植」についての講演会や授業を依頼 し、児童期から臓器移植における教育体制をつくる。    
  (3)市民公開講座等に積極的に参加、後援し、県民に腎臓病や臓器移植についての 周知を図る。   (4)財団冊子「Tomorrow」の発行や、ホームページにより事業報告等の情報公開、及び臓器移植に関する情報提供を行う。    
  (5)日本臓器移植ネットワークの助成事業を活用し、より充実した普及啓発活動に努める。
 
 2 臓器提供資料の配布   
  (1)意思表示カードの配布(市町村役場、保健所、病院、学校等)
  (2)新成人への意思表示説明用リーフレットの配布 
  (3)パンフレットの配布        

 3 献腎移植希望者にかかわる組織適合検査(HLA検査)の援助と移植病院への献腎移植希望登録に関する補助を行う。     
  (1)移植を希望する本人及び家族に相談と説明を行う。
  (2)献腎移植希望者の組織適合検査の助成と補助
  (3)献腎移植希望者の登録目標   5名
  (4)移植希望登録の手続きについての説明と補助

 4 献腎及び臓器移植の体制の整備
  (1)医療関係者に対して、円滑な臓器の提供と移植ができる体制づくりを支援する。
  (2)臓器提供施設及び保健所等の関係者を対象に、臓器移植についての研修会を開催する。
  (3)透析施設スタッフ及び各種団体(ライオンズクラブ等)を対象に、移植希望登録が円滑に行えるよう研修会を行い、研修した者に修了証書を授与し患者の相談員として委嘱する。
  (4)移植希望者に対し、説明会の開催やパンフレット等の配布により、移植に関す る情報を提供 する。    
  (5)県内の臓器移植関係者による地域推進会議を開催し、臓器移植の体制整備にかかる情報を交換する。

 5 腎臓提供医療機関並びに献腎移植医療機関との連携   
  (1)腎臓提供医療機関並びに腎臓移植医療機関との連絡調整を図るため、必要に応 じて連絡会議 を開催する。    
  (2)腎臓提供施設に対し、事業内容を説明し理解と協力を得る。また、必要に応じて説明会を開催し、提供施設スタッフの意識の向上を図る。   
  (3)病院を訪問し、臓器移植体制や問題点などの状況を確認するとともに、普及啓発活動を行う。

 6 会議の開催
  (1)理事会、評議員会を開催し、事業計画について審議し事業の推進を図る。
  (2)事務局打ち合わせ会議を開き、必要な事項について協議する。  

 7 臓器提供時の対処         
  (1)臓器提供者への謝意を表して、臓器提供者の遺族に対し、感謝状を贈呈し香典を送る。
    (提供家族の受取の是非や個人情報の取り扱いについては、県臓器移植コーディネーターに確 認を依頼する。)        
  (2)腎臓移植時において、県内臓器提供施設及び臓器摘出チームに対し謝礼する。

 8 山梨県臓器移植コーディネーター設置事業
  (1)山梨県からの委託を受け山梨県臓器移植コーディネーターを設置し、委託事業の業務内容に沿った日常業務及び臓器提供発生時業務を行う。   

 9 その他     
  (1)賛助会員の増員。  
  (2)法人設立の目標に沿って必要な事業を実施する。
                          
   


公益財団法人山梨県臓器移植推進財団

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